2026.04.27 (月)
大きな買い物の心得 家編
土地の坪単価は同じ価値がある場所であれば広さ云々で変わらないし、そもそも土地ごとに単価が設定されているため、その単価に広さを乗じれば自分で簡単に価格が算出できますが、家は同じ価値のものをつくったとしても坪単価が家の大きさによって変化するという属性を持っているため、土地のように自分で簡単に価格を算出することができません。
また、それに加えて家を建てるためには非常に多くの工事を要するのですが、その工事のどこまでを価格に反映させるのかという決まりが業界で統一されていないことから、なおのこと正確な価格を把握するのが難しくなっています。
かつ、外構工事に関しても購入する土地の広さや現状の状況、そしてどんな家を建てるかによって大きく違ってきます。
そんなわけで初めて家を建てる方が、家づくりにかかる価格を正確に把握するのは難しいと思うのですが、とはいえ、価格について曖昧なまま進めていってしまうと後からしわ寄せがやってくるのは間違いないと思うので、家を建てる前に最低限知っておいた方がいいことについてお伝えしていきたいと思います。
しわ寄せとは予定していた資金では足りないことが発覚し、追加ローンによってそれをカバーするか、あるいは残していた自己資金を出すことによってカバーするか、あるいは親御さんにお願いして資金援助をしてもらうことによって不足分をカバーするか、最悪なのは外構工事に手をつけられなくなりガタガタの状態で放置するかのいずれかを選択することが考えられます。
こんにちは、シンプルノート下関スタジオです。
【ここがPOINT!全体総額で考える!】
今回は「家の価格」についてお伝えしていきます。
✔️「家の価格」
家の価格は「本体工事」と「付帯工事」に分かれます。
この境界線は非常に曖昧でありそれぞれを正確に把握するのは難しいので「結局まとめていくらかかるのか?」で把握していただくことが一番いいと思います。
普通に考えると「家の価格の中に当たり前のように入っているでしょ」と大抵の人が思いそうなものの、実は別で表示されがちな項目が「浄化槽費用」「照明器具費用」「設計費用及び申請費用」(長期優良住宅・ZEH・耐震等級3など)「カーテン及びカーテンレール費用」「屋外給排水工事費用」「仮設工事費用」(仮設トイレ・仮設電気・仮設水道など)「造作家具工事費用」「地盤改良費用」「外構工事費用」などです。
これらは本体工事とは別に表示されることが多く、建築会社が出してくれる資金計画書などでは、家具や家電費用、銀行での諸経費、登記費用や火災(地震)保険費用といったいわゆる諸経費の欄に並べられていることが多いのですが、これらを見落としてしまうとずいぶんと建築費が安く感じると同時に価格についての認識がずいぶんと曖昧になってしまいます。
実質、建築工事は全体で3300万円必要なのに、こうやって分けられたことで
建築工事が2500万円で済むような気にさせられるという感じです。
そして、正直にこれらの費用も含めて3100万円で見積もりを出してくれている会社よりも実質は200万円高いのに見た目的には600万円安いと思いそのまま商談が進んでいくことになるという結末を迎えてしまいます。
少々極端な例かもしれませんが、これが価格をあえて分解し分かりにくくすることによる効果というわけですね。 勉強した上で慎重に進めていく人はこの単純なテクニックに気付くことができるのですが、直感的に勢いよく突っ走る方なんかは、このテクニックにいとも簡単に騙されてしまいます。そして、ものすごく高い買い物をさせられることになります。
というわけなので、家の価格に関しては「結局全部でいくらなの?」を的確に把握出来るようなっていただければと思います。
それでは。
株式会社藤川工務店 SIMPLE NOTE 下関スタジオ
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