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住宅事業

スーパーウォール工法とは
(※木造軸組工法)

スーパーウォール工法とは
スーパーウォール工法とは

藤川工務店では、LIXILのスーパーウォール工法を採用しています。
木造軸組工法をベースに「高性能スーパーウォールパネル」と「高断熱サッシ・ドア・計画換気システム」をプラスした、「高気密・高断熱・高耐震構造」を可能とした工法です。

※LIXILのスーパーウォール (SUPER WALL CONCEPT&TECHNICAL BOOK / 2024.5 パンフレット) から引用しております。

01. 温熱・空気環境

エアコン設定温度と体感温度の差が少なく、夏も冬も快適。

冬のリビング、エアコンで快適な室内も、廊下やトイレは寒く感じるのではないでしょうか。
この温度差は、暮らしの快適性を損ねるだけではなく、ご家族の健康にも影響を及ぼします。そんな、家の中の温度差を少なくするには、住まいの気密・断熱性能を高めることが大切なのです。

エアコン設定温度と体感温度の差が少なく、夏も冬も快適。

人が感じる体感温度は、床・壁・窓・天井など、まわりにある物の温度の影響を受けています。
たとえば冬場、室温が23℃の場合でも、断熱性が低く、まわりの表面温度が低くなると、20.2℃の暖かさしか感じられないことがあります。この温度差約3℃はセーター一枚分の暖かさに相当し、ついエアコンの設定温度を上げてしまうことに。
しかし、スーパーウォールの家なら、体感温度は22.1℃とその差はわずか0.9℃。冬も夏も必要以上にエアコンの設定温度を上げ下げすることなく、心地よく過ごせます。

見えない隙間、家の気密性が暮らし心地の差となって表れます。

住まいには見えない隙間がさまざまな箇所に存在しています。隙間が多いと、いくら暖房や冷房を行っても漏れてしまい、快適な室内環境を保つことができません。したがって、暮らし心地を高めるためには、住まいの気密性は重要なポイントになります。

見えない隙間、家の気密性が暮らし心地の差となって表れます。

気密性能はC値 (相当隙間面積) として数値化されており、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性にすぐれていることを示します。スーパーウォールの家では、C値1.0を基準とし、一邸一邸、気密測定を行い、性能報告書にてご確認いただいております。

室内の温度・湿度を保ちながら、効率的に換気を行います。

全熱交換型換気システム「ECOAIR85・ECOAIR90」を使用することにより、高効率の熱回収と湿度の交換で、室内の快適さはそのままに換気を行うことが可能に。省エネ住宅の課題でもあった、住宅の熱損失のうち換気が占める約15%の熱ロスを抑えることができ、住宅一棟の性能をさらに向上させることができます。ECOAIR90の場合、その効果は、断熱材を4倍厚くするのと同じ効果が得られることになります。

※断熱材を4倍厚くするのと同じ効果とは、「住宅の省エネルギー基準の解説」内のQ値計算方法に基づき、外壁の断熱材厚みおよび換気方法(熱回収率)の条件を変えて、Q値が同等となる値を計算した調整値によるものです。

室内の温度・湿度を保ちながら、効率的に換気を行います。

02. 災害への備え

耐震等級3の設計で、大規模な地震に備える。

耐震等級3の設計で、大規模な地震に備える。

スーパーウォールの家では、大規模な地震への備えとして、最高等級となる耐震等級3の設計を推奨。
消防署や警察署など、防災の拠点となる建物の基準に相当し、より安全性の高い住まいが実現できます。

6面体の一体化構造である強靭なモノコック構造。

6面体の一体化構造である強靭なモノコック構造。
6面体の一体化構造である強靭なモノコック構造。

スーパーウォール工法は、壁・床・天井が一体化した箱形を構成するモノコック構造。航空機や自動車ボディの技術から発達した構造で、大きな外力にも変形しにくい特徴を持ちます。住宅においては、地震や台風などの外力が接合部などに集中しにくく、建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。

くり返しの地震に強い!建物の変形量を最大約1/2に低減。

制震でない住宅は、大きな地震に遭った後、揺れの回数が増えるごとに建物の変形が大きくなります。それに比べて制震住宅は、何度揺れが来ても変形が進みにくく、本震だけでなく、くり返しの揺れ、余震にも強さを発揮します。


地震による建物の揺れ幅の比較では、制震でない住宅に比べ、制震住宅の揺れ幅はおよそ1/2。制震でない住宅が約40mm変位して筋かいが折れるのに対し、制震住宅は約20mmの変位で壁紙が破れる程度の被害という実験結果となりました。

※プランや地震の揺れによって、変形量の低減は異なります。

くり返しの地震に強い!建物の変形量を最大約1/2に低減。

03. 耐久性

通気層構造と高性能断熱材が、住まいの耐久性を高める。

通気層構造と高性能断熱材が、住まいの耐久性を高める。

末永く快適に暮らすために、世代を超えて住み継げる家であるために、また、資産価値を維持し続けるために、建物の耐久性を見逃してはなりません。一番のポイントは、湿気による壁内部への結露の発生を抑えること。特に断熱材の耐湿性がそのカギとなります。

断熱材内部の結露による劣化を35年間保証します。

スーパーウォールパネルに使用している断熱材は、水分を透しにくい硬質ウレタンフォームを採用。室内からの湿気をガードし、断熱材内部に結露を発生させない高性能な断熱材です。また、瑕疵保証(10年間)では保証されない断熱材内部の結露による劣化を35年間保証します。

※保証対象となる断熱材は、壁パネル、屋根パネル、小屋パネルに使用している硬質ウレタンフォームとなります。

断熱材内部の結露による劣化を35年間保証します。

04. 省エネ・創エネ

太陽光を冬は取り込み、夏は遮る。日射のコントロールで冷暖房費を削減。

太陽の光や熱を暮らしに活かすことも、快適な住まいづくりの大切なポイントです。
夏は太陽の熱を入れない(日射遮蔽)工夫をすることで、冷暖房費の削減になり、快適な暮らしにもつながります。

太陽光を冬は取り込み、夏は遮る。日射のコントロールで冷暖房費を削減。
太陽光を冬は取り込み、夏は遮る。日射のコントロールで冷暖房費を削減。

太陽光発電を利用したゼロエネ住宅で、かしこく暮らす。

太陽光発電を利用したゼロエネ住宅で、かしこく暮らす。

ゼロエネルギー住宅とは、建物の省エネ化+機器の高効率化により使用エネルギーを削減し、さらに、太陽光発電などの創エネルギーを用いることで、エネルギー収支がゼロになる住宅のことです。
また、余った電気は売電することができるため、プラス収支を実現することも可能に。自宅で電気をつくることができるため、万が一、停電が発生しても電気を使うことができ、災害の備えとしても安心です。

05. ZEHについて (※木造軸組工法)

ZEHについて

高断熱で室内の快適性を保ちながら、“省エネ”と“創エネ”の両輪により、光熱費を抑えることもできる「ZEH(ゼッチ)」。ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、未来を見据えた住宅のかたちです。藤川工務店は、高い施工技術と、お客様お一人おひとりの想いに向き合う誠実さをもって、ZEHの普及に寄与して参ります。