株式会社 中野工業 事務所新築については､当初鉄骨造2階建てで計画しましたが地盤調査･地中障害物等の状況により木造軸組在来工法1階建てへと計画の変更をおこないました｡

設計については､事務室を広く柱･耐力壁は極力設置のない要望でしたので木造軸組在来工法の最大基準以内(柱-6.0m､耐力壁-8.0m以内)の構造としました｡また､梁～梁の間隔が広いので強度を保つ為､梁･桁サイズの決定に許容応力度計算にて梁･桁サイズを算出しました｡

建物内部仕上げとしては､事務室の床は OAフロアーとしその他の部屋は長尺塩ビシート貼り､壁は全室清潔感のあるホワイト系のビニルクロス貼り､天井は化粧石膏ボード貼りとしました｡また､建物外部仕上げには､屋根 カラーガルバニウム鋼板折板葺き､外壁 窯業系サイディングボード貼りとしました｡

建物外観は､装飾はなく長方形の形としシンプルで飽きのこない外観としました｡

〈元請け：住吉工業株式会社様 / 設計監理：やま と 建築舎様　現場担当として施工〉(下関市内に新築)