2025.07.14 (月)
土地・建物の予算の出し方~中庭について~
平屋を建てるにあたりどれくらい土地の広さが必要となるのかは、「中庭」をつくるか否かで大きく違ってきます。
中庭をつくらない場合はリビングの位置が南になると思いますが、リビングの窓から直射日光をたっぷりと採り込むためには、リビングから南の敷地境界までそれなりに距離を取らなくてはいけなくなるのに対して、中庭をつくればそうする必要がなくなるからです。
さらにプライバシーが確保された中庭の窓には、視線と共に光までも遮るカーテンを設置する必要がありません。
こんにちは。シンプルノート下関スタジオです。
中庭をつくるか否かで平屋を建てるにあたり必要となる土地面積が約15〜20坪ほど違ってくることになります。
【ここがPOINT!中庭があることによるメリット】
仮に28坪の平屋を建てるとしたら中庭がある場合は、土地が60坪前後もあれば充分なのに対して、中庭がない場合それよりも約15〜20坪程度広い約75〜80坪ぐらいの土地の広さがないといけないといった感じです。
土地価格に換算すると坪単価が20万円のエリアの場合、300〜400万円前後違ってきます。かつ、生涯払い続ける固定資産税の金額も変わってくるはずです。
また中庭の有無で土地価格に影響を及ぼすだけじゃなく、外構費用にも大きな影響を及ぼします。
中庭が無い場合はプライバシーを確保しにくく、防犯性も担保しにくいため、心理的に敷地に入ってきにくい工夫を外構工事で施さないといけないし、ウッドデッキを使うにせよ部屋でリラックスして過ごしにせよ、なんらかの手段によって外からの視線を遮るために目隠ししないといけないからです。
一方で中庭がある場合は採光を中庭から確保出来ることから、外周部に大きな窓を設置する必要がなく、結果として外壁そのものが境界壁の役割を果たし、
ウッドデッキを使うにせよリビングで過ごすにせよ、全く人目を気にする必要がありません。
そのような理由から、土地価格と外構費用を合計すると、中庭の有無でざっと400〜600万円ぐらいは金額差が生じるのではないでしょうか。もちろん、住みたいエリアによってこの差は違ってきます。
平屋を建てるために必要となる土地の広さは、中庭がある場合は前回までに算出した面積+中庭として確保した面積+余白10坪(家の周囲の通路)+駐車場面積(1台4.5坪×台数)で求めていただけます。
仮に前回までで求めた面積が25坪で、中庭で必要な面積が3坪(=6帖)で、置きたい車の台数が4台だとしたら、25+3+10+18=56坪という感じですね。
他方、中庭がない平屋にする場合は中庭分を足す必要はありませんが、日当たりを確保するための余白が20坪程度余分に必要となるため、25+10+18+20=73坪は土地面積が必要ということになります。
いかがでしたか?
これはあくまで目安なので、常にこの計算通りになるかと言われると決してそうではないのですが、こうやってどんな家を建てたいか、中庭の有無によっても必要な土地の広さを出しておくと、土地探しがやりやすくなるのは間違いありません。
そのため土地探しをしなければいけない方は、今回ご紹介した中庭の有無に加えて、これまでのブログでご紹介したように自分がどれくらいの広さの家を求めているのか?そしてその家を建てるためにはどれくらいの広さの土地が必要なのか?あらかじめこの2つをしっかりと算出してから土地探しを進めていただければと思います。
それでは。
株式会社藤川工務店 SIMPLE NOTE 下関スタジオ
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