2025.08.26 (火)
豊かさを実現する真逆の方法 ~続々編~
家の広さは最低でも30坪は必要で、普通なら35坪、出来れば40坪は欲しいと
多くの方がお考えだと思いますが、大きくなればそれに比例して建築価格が高くなるため、家のコストを抑えたい方は、この固定概念に縛られないようにしなければいけません。
面積が広がったからといって、それだけで空間の開放感が出るわけでもなく、広くなったことで逆に掃除の手間がかかる上、固定資産税や電気代などの維持管理費も高くなります。
こんにちは。シンプルノート下関スタジオです。
というわけで今回は、その固定概念を形成する3つの「無駄」について、お伝えしていきたいと思います。
【ここがPOINT!「廊下、部屋の数・広さ」の無駄】
✔️廊下という無駄
最初の無駄が「廊下」です。通路とは文字通り「ただ通るだけ」の機能しか果たさないスペースで「廊下」や「階段」の空間のことです。面積を抑えるためにはまずは階段をなくすこと「=平屋にすること」を最優先に考えます。2階建てにすれば、それだけで必ず階段部分の面積が必要になります。また利便性を求めるために家の中の動線を「玄関→土間収納→洗面→脱衣→ファミリークローク→リビング→玄関」という風に、グルグル回れる回遊動線を求められる方も多くいらっしゃいますが、これはつくる必要のない「廊下」を量産してしまう可能性が高いという欠点があります。
つまり、利便性をゲットするために「コスト」という代償を払う可能性が高いというわけですね。
ただ通るだけの「廊下」も部屋や収納と同じだけコストがかかっているからです。
✔️数という無駄
2つ目の無駄が「部屋数」です。
例えば「客間」です。この部屋は、来客用とか親が泊まりにきた時という使用目的で作られる部屋ですがこれらは本当に必要でしょうか。親が泊まることがあるとしても、実際は「子供部屋を使ってもらうことも可能ですし、あるいは広々したリビングに布団を敷いて寝てもらうこともできそうです。
この他、子供部屋に関しても高い確率で将来家を出ていくことを考えると、必ずしも人数分の部屋を確保する必要性はないかもしれません。
ランドリールームや家事室など、小さめの部屋をつくりたいとお考えの方もいらっしゃいますが、その分建築コストが上がると同時に、各空間での冷暖房機器のコストも上がってしまいます。
その部屋は建築コストという犠牲を払ってでも必要なものなのか?これらを、間取りを描いてもらう前に今一度よく考えてみてください。
✔️広さという無駄
最後の無駄が「部屋の広さ」です。
寝室の広さ、子供部屋の広さ、リビング・ダイニング・キッチンの広さです。
寝室に至っては基本寝る時間だけしか使わないこと、隣にウォークインクローゼットがありそこに荷物を収納できると部屋にはベッド以外置くものがない可能性が高いので、大きくつくる必要がないのではないでしょうか。子供部屋の広さにしても、子供たちも大半の時間をリビングで過ごす可能性が高く、いつか出て行くことを考えると、必要以上に建築コストをかけてまで広くつくる必要はないのではないでしょうか。
リビングも同じです。ここは家の中でも過ごす時間が最も長い場所であり、家族みんなが集まる場所なので、個別の部屋に比べるとお金をかけてでも少しゆったりつくっておいた方がいいものの、かといって過剰な広さにしてしまうと無駄な余白ばかりが生まれて悪戯に建築コストが上がってしまうだけなので、その点には注意していただきたいところです。
いかがでしたか?
今回お伝えさせていただいた3つのことに配慮しながら間取りを考えると、35坪や40坪どころか30坪にも満たないのに充分ゆったり過ごせそうな間取りで家を建てることが出来るようになります。
それに加えて、前回、前々回の記事も参考にしていただければ、無理のない予算で美しいデザインと素晴らしい機能を兼ね備えた家を建てることが出来るようになります。
「無駄を排除することで最小限の予算でマイホームを手に入れ豊かな暮らしを実現する」このコンセプトで家を建てたい方は、全3回の記事をぜひ参考にしてみてくだい!
それでは。
株式会社藤川工務店 SIMPLE NOTE 下関スタジオ
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